【要約・感想】THINK AGAIN-発想を変える、思い込みを手放す

あなたは、新しいアイデアがなかなか浮かばないと苦しむ時はありませんか？

新しい発想や切り替えを阻む原因は、思い込みや先入観があるからかもしれません。

新しいアイデアを生み出すことや、柔軟な思考力を身に付けるには、自身の思い込みを手放すことが重要です。

本書『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』には、

• 自分自身の思い込みに気づく
• 柔軟な思考力を身に付ける
• 他者の意見を取り入れ
• 自分自身の考え方を客観的に見つめることができる

といった内容が記されています。

新しい発想を生み出したい方や柔軟な思考力を身に付けたい方は、ぜひ、本書を実際に手にとって、自分自身の思考に変化を起こしてみてはいかがでしょうか。

この記事の内容は、YouTubeでもご覧いただけます。

新しい発想を生み出すための『THINK AGAIN 』

日常生活や仕事の中で「このやり方しかない！」「これは絶対に無理！」と思い込んでしまうことはよくありますよね？

実は、その思い込みこそが発想の閉塞を招き、創造力の妨げになります。

「THINK AGAIN」では、常識や常識的な思考を一旦置いておき、問題や課題に対して新しい視点から取り組むことで、創造性を高め、より良いアイデアを生み出すことができると示されています。

なぜ発想を変えることが大切なのか？

現状維持や既存の知識やスキルだけでは、変化の激しい現代の市場や環境に対応することはできません。

つまり、発想を変えることは、ビジネスや生活において新しい価値を生み出すために不可欠な能力だと言えます。

また、自分自身が成長するためにも新しいことに挑戦し、発想を変えることが必要です。

思い込みを手放すための方法

新しい発想を生み出すためにも、まずは自分自身の思い込みを手放すことから始めましょう。

視点を変える

自分自身が抱えている思い込みや先入観を客観的に見つめ、今までとは全く別の視点を持つことで、新しいアイデアを生み出すことができます。

例えば、異なる国や文化に興味を持ち、そこから新しい視点を得ることができます。

慣れ親しんだ環境を変える

慣れ親しんだ環境を変えることで思い込みを手放すきっかけとなります。

例えば、旅行や引っ越し、転職するなどで、新しい環境に身を置くことで、自分自身の思い込みを手放すことができます。

自分自身に疑問を持つ

自分自身に疑問を持つことで、思い込みを手放すことができます。

自身の考え方や行動を客観的に見つめ、自分自身に「本当にそれでいいのか？」「もっといい方法はないのか？」と自問自答することで、新しいアイデアを生み出すことができます。

また、自分自身に疑問を持つことで、より深い理解を得ることができるというメリットもあります。

実際に書き出すことで、頭の中の整理もできるので、すぐにでも実践してみてください。

他者の意見に耳を傾ける

他者の意見に耳を傾けることで、自分自身が持っている思い込みや先入観にとらわれず、新しいアイデアを生み出すことができます。

また、他者の意見を聞くことで、自分自身の考え方や行動に対する新たな気づきを得ることができます。

新しい発想を生み出す方法

新しい発想を生み出す方法として、今回は「マインドマップ」「逆説的思考」「シチュエーション・リバーサル」を紹介します。

マインドマップを使ったアイデア出し

マインドマップは、アイデアを視覚的に整理する手法です。

中心となるテーマから発散的にアイデアを書き出すことで、様々な視点から問題解決のアイデアを導き出すことができます。

マインドマップを使うことで、アイデアの連鎖が生まれ、思考がどんどん広がります。

逆説的思考

逆説的思考とは、常識的な思考を逆に捉えることで、新しいアイデアを生み出す方法です。

物事を捉える視点を逆転させることで、従来の思考から脱却し、新しいアイデアを生み出すことができます。

シチュエーション・リバーサル

シチュエーション・リバーサルとは、普通の状況を逆に考え、そこから新しいアイデアを生み出す方法です。

逆説的思考と似ているようですが、「常識的な思考を逆に捉える」と「普通の状況を逆に考える」という条件が違うため、シチュエーションに合わせて使い分けてください。

発想を変えるための習慣

「思い込みを手放す」「新しい発想を生み出す方法」というマインドと方法論を理解した次は「習慣」も見直してみましょう。

新しいことに挑戦する

いままでと発想を変えるためには、新しいことに挑戦してみましょう。

新しい経験を積むことで、間違いなくあなたの思考の幅を広げることができます。

クリエイティブな環境を整える

環境を整えることでアイデアが湧きやすくなります。

例えば、

• 自分の好きな音楽を流す
• 自分の好きな色やデザインのグッズを使う
• 自分の好きなアロマを焚く

「自分にとって居心地の良い空間を作る」という環境を整えてみましょう。

また、クリエイティブな人たちと交流し、、刺激を受けることで新しいアイデアを生み出すことができます。

ワークショップやイベントに参加し、クリエイティブな人たちと積極的に人と関わるようにしてみましょう。

THINK AGAINを読んだ感想

「もっと良い方法は？」「もっと良いアイデアはないか？」と考えていても、なかなか良い発想が思い浮かばない時に本書を手に取りました。

読み始めてすぐに「確かに！」と納得することだらけでした。

自分の思い込みによって、凝り固まった発想しかできていなかった。

どうりで新しい発想が出てこないはずだわ…。

特に「自分自身の考え方を書き出すこと」については「知ってはいるけどやっていない」ことだったので、文字にすることの重要性を再認識できました。

今後も常に新しい視点を持って、より柔軟な思考力を身に付けていきたいと思います。

「どれだけ考えていても、なかなか良いアイデアが思いつかない…。」という方は、一旦考えるのをやめて本書を読んでみることをおすすめします。