【要約・感想】 24 TWENTY FOUR-今日1日に集中する力

【要約・感想】 24 TWENTY FOUR-今日1日に集中する力本要約・書評
【要約・感想】 24 TWENTY FOUR-今日1日に集中する力
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あなたは、1日24時間を有効に活用できていますか?

日々の忙しさに追われていると、ついつい集中力が切れたり、先延ばしにしていたタスクが溜まってしまったりして、うまく時間を使い切れないことがありますよね。

でも、もし毎日を有意義な時間にできたら、あなたの人生は今以上に充実したものになるのは間違いありません。

本書では、

  • 1日に集中できない理由
  • 解消するための準備
  • 最高の24時間にするための5つのステップ

といった内容が紹介されています。

あなたも時間を効果的に使い、充実した人生を送るために、ぜひ実際に本書を手に取って、読んでみてください。

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私たちが今日1日に集中できない理由

私たちが今日1日に集中できない理由は大きく2つに分けることができます。

それは、「情報」と「不安・不満など不の感情」です。

現代の生活は非常に多くの情報に囲まれており、私たちが1日に受け取る情報量が圧倒的に増えています。

処理し切れないほどの情報は集中力の敵であり、私たちの仕事やタスクに集中することを妨げます。

あなたもスマートフォンやパソコンなどの普及により、仕事とプライベートの両面でやりたいことが増えたのではないでしょうか?

また、受け取った情報から不安を掻き立てられたり、不満をため込んだりすることはありませんか?

これこそが、1日を有効に使い切ることが難しくなっている原因です。

さらに、

  • 集中力を維持するための環境が整っていない
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 偏った食生活

などの影響で集中力の低下を招いてしまっています。

効率よく進めたいと思うほど集中できない

多くの人が、効率的に仕事を進めたいと考えていますが、実際には、そのような思考は逆効果になってしまうんです。

効率的であることを考えすぎると、私たちは多くのことに同時に取り組もうとし、集中力を散漫にしてしまいます。

「時間を有効に使いたい!」という思いがあると、どうしてもマルチタスクになってしまうんです。

マルチタスクでは、集中力を維持することが難しく、生産性を著しく低下させてしまいます。

生産性が下がることで「通常よりも時間がかかる」という結果になってしまうため、物事を効率よく進めたいのであれば、1つのことに集中する方が良いんです。

マルチタスクは「生産性」と「時間」を奪う

研究により「マルチタスクは、どのくらい「生産性」と「時間」を奪うのか?」の答えはハッキリと出ています。

  • 生産性は40%低下する
  • 時間は50%増加する

あなたの予想を大きく上回る、驚愕の数値だったのではないでしょうか?

また、ネガティブなニュースは、あなたから正常な判断を奪い、85%の人が簡単にフェイクニュースにだまされるという研究結果もあります。

効率を求めたマルチタスクが、どれだけ生産性と時間を奪っているか、数値で見るとよく理解できますよね。

現代社会では、複数のタスクを同時にこなすことを求められることが多くなりましたが、人間の脳は一度に複数のことを処理することはできません。

また、マルチタスクはストレスや集中力の低下を引き起こすため、1つずつタスクに取り組む方が遥かに効率的なんです。

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24時間に「集中」するための準備

24時間を有効に過ごすために1日中集中することは、ストレスや疲れを感じやすいため、心の準備をする必要があります。

不安を解消する

24時間を集中して過ごすためには、不安を解消することが大切となります。

例えば、スケジュールを立てて計画的に過ごすことで、不安を解消することができます。

また、ストレッチや瞑想などリラックスするための方法を取り入れることも有効です。

不安の95%は実際には起きない

不安を感じることは自然なことですが、実際に起きる可能性はかなり低いことがわかっています。

具体的には「不安の95%は実際には起こらない」ことが研究によって示されている。

この事実を知っておくことだけでも、不安を解消することができます。

さらに、起こりうるリスクを分析し、どのように対処するかを考えておくことでも、不安の解消になります。

24時間を有効に過ごすためには、不安を解消することが、集中力の向上につながるんです。

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24時間を「最高」のものにする5つのステップ

1日24時間を最高のものにするためには、時間管理とタスクの優先順位を決めることがポイントとなります。

ここでは、24時間を最高のものにするための5つのステップとして、

  • 時間管理のマトリックスで「優先順位」を決める
  • 先延ばしをやめ、長期的で重要度の高いタスクを選ぶ
  • 迷ったときは、分析ではなく「勇気」で決める
  • 「機会費用」から行動を決定する
  • 自分ではなく他者を目的にする

を紹介します。

時間管理のマトリックスで「優先順位」を決める

時間管理マトリックスは、タスクを重要度と緊急度の2つの軸に分類する手法で、優先順位を決めることに役立ちます。

  • 緊急で重要なタスクは、すぐに対処する必要がある
  • 緊急ではないが重要なタスクは、長期的な視点で優先的に取り組む

このように、重要度と緊急度の2つの軸で分類すると、あなたが今抱えているタスクの優先順位がおのずと決まってくるはずです。

先延ばしをやめ、長期的で重要度の高いタスクを選ぶ

先述したように、長期的で重要度の高いタスクは緊急ではないため、先延ばしにされがちです。

しかし、緊急性はないとはいえ、重要度は高いタスクは先延ばしをやめて、長期的な視点で優先的に取り組むことで、将来の成果を生み出すことができます。

迷ったときは、分析ではなく「勇気」で決める

タスクを優先順位付けするとき、この順番で良いのか迷うときもあるかと思います。

そんな場合は、分析による判断ではなく、勇気を持って決断することが重要です。

どうしても決められない場合は、自分の人生ビジョンを思い浮かべ、そのビジョンに照らし合わせて、今の選択肢がどれだけ自分に合っているかを考えてみるとよいでしょう。

勇気を持って決断することで、時間を効率的に使うことができます。

「機会費用」から行動を決定する

機会費用とは、選択したことによって失われる機会のコストのことです。

要するに、ある選択をすることで得られる利益と、その選択肢を選ばなかったことで失われる利益の差を考慮するということです。

例えば、仕事をしている時間に他のことをしていた場合、その時間を仕事に使えたらどれだけ生産性が上がるかを考えることができます。

このように、時間管理においては、選択したタスクによって失われる時間を考慮する必要があります。

24時間を最高にするためには、機会費用を考慮して行動を決定することで、時間を最大限に活用することができます。

また、機会費用を意識することで、優先順位を決める際に、より合理的な判断ができるようになります。

自分ではなく他者を目的にする

24時間を最高に過ごすためには、自分自身だけに焦点を当てるのではなく、他者の役に立つことも大切です。

他者のために役立つことで、自分自身も豊かな気持ちになり、生産性や自己成長にもつながります。

例えば、チームメンバーや顧客のために仕事をすることで、自己満足ではない成果を生み出すことができます。

プライベートでも、家族や友人のために何かをすることで、自己実現感や満足感を得ることができます。

自己中心的な考え方や行動から脱却し、他者と協力して目的を達成することが、より幸福な人生や成功への道を開くことにつながるのです。

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『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』を読んだ感想

本書を読んで、自分の日々の生活において「マルチタスクの危険性」や「集中するための準備」が重要だということを再確認できました。

たくさんのタスクを抱えていると、いつの間にかマルチタスクになっていることが多いので、シングルタスクを意識して、サクサクと終わらせていけるように行動していこうと思います。

また「95%の不安は実際には起こらない」を念頭に置き、リスク管理をしつつも、少しでも不安の解消につながる意識を持とうと思います。

本書で紹介されたアドバイスを実践して、より生産的かつ充実した日々を過ごしたいと思います。

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