【要約・感想】なぜ、あの人には何でも話してしまうのか-心理カウンセラーのすごい「聞く技術」

【要約・感想】なぜ、あの人には何でも話してしまうのか-心理カウンセラーのすごい「聞く技術」本要約・書評
【要約・感想】なぜ、あの人には何でも話してしまうのか-心理カウンセラーのすごい「聞く技術」
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あなたの周りに「何でも話せてしまう人」は、いませんか?

もちろん、信頼できる友人には何でも話せると思いますが「なぜ、あの人にあんなことまで話してしまったのだろう?」と後から感じた経験をしたことがあると思います。

実は、この「何でも話せてしまう人」は、聞き方が非常に上手な人なんです。

人とのコミュニケーションにおいて、聞き方は重要なのですが、ただ聞くだけでは相手との信頼関係は築けず、本音を話してもらうことはできません。

しかし、逆を言えば聞き方のスキルさえ持っていれば、信頼関係を簡単に構築し、本音を引き出すことができるんです。

とはいえ、相手の話を聞くことに疲れてしまい、途中で聞き流してしまうこともあります。

本書では、その聞き方に着目して「信頼関係をしっかりと築き、相手から本音を引き出すための技術」が紹介されています。

相手との信頼関係を築き、より良いコミュニケーションを取ることができるようになるために、実際に本書を手にとって参考にしてみてはいかがでしょうか。

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信頼関係をつくる聞き方

人は誰しもが所属欲求をもっており「誰かに聞いてほしい!」「自分のことを知ってほしい!」と思っているものです。

なぜなら、「人は、ほかの人に認められてはじめて、自分で自分の存在を認められる」からです。

そこで、信頼関係をつくる聞き方では「受容」と「共感」が重要となってきます。

受容「相手の価値観や考え方を無条件に受け入れる」

ここでの受容とは、相手の話を聞く際に、自分の価値観や思い込みに捉われず、相手の意見や考え方を尊重することを指します。

つまり、あなたの解釈を挟まずに受容して聞くことが重要です。

受容することで、相手は「自分を受け入れてくれる」と感じ、信頼関係を築くことができます。

また、受容するためには「自分の偏見を捨て、相手の言葉に真剣に向き合う」ことが必要です。

とはいえ、相手の話を全て受容するのは難しいので、「何を話すか」ではなく「何を話さないか」を決めることがポイントとなります。

共感「相手の感情を想像して理解する」

ここでの共感とは、相手が抱く感情を想像して理解することを指します。

あなたが相手の気持ちに共感することで、相手は自分を理解してくれていると感じ、信頼関係を深めることができます。

共感するためには、相手の話を注意深く聞き、相手の表情や言葉遣いから感情を察知することが必要です。

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本音を話してもらう聞き方

相手が本音を話してくれるようになるには、自己一致し、沈黙に耐えることが大切となります。

こう言われてもピンとこないと思うので、もう少し具体的に説明していきます。

自己一致「自分が自分のあるがままでいること」

自己一致とは、自分自身が自分のありのままであることです。

自分自身を偽らずに相手に対してオープンに接することで、相手も自分を信頼して本音を話してくれるようになります。

「他人は自分を映す鏡」と言ったりしますが、あなたが好意的に接することで、相手も心を開いてくれます。

自己一致をするためには、自分自身を客観的に見つめ、自分がどういう人間であるかを理解することがポイントです。

沈黙に耐えられるようになる

相手が話している内容の中でも、本音の部分を話してくれているときは、沈黙が生まれることがあります。

「沈黙が怖い、不快に感じる」という人もいますが、相手に話を続けてもらうためには、沈黙に耐えることが大切です。

また、相手の言葉に対し、急いで返答をするのではなく、相手の話を最後まで静かに聞き続けることが重要となります。

沈黙には、「(相手が)自分の気持ちを整理するための時間」も含まれているものなので、相手のためにも、じっと耐える努力が必要です。

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聞き疲れしない技術

相手の話を聞く際には、長時間話を聞き続けることが必要になる場合があります。

そのような状況で、良い聞き手には欠かせない、聞き疲れないための技術を紹介します。

全てを聞かない

相手が話している内容の全てを頭に入れる必要はありません。

必要な情報を抜き出し、重要なポイントに注目することが大切です。

つまり「ある程度は、聞き流しても良い」ということです。

注意点としては「どの部分が重要な情報なのか?」と自分の感情や思考に没頭しすぎないようにしましょう。

あくまでも、相手が話していることに集中しつつ、自分自身は冷静さを保つことが大切です。

相手の感情が乗っているところに注目する

相手が話しているときに、言葉だけでなく、相手の表情やしぐさ、声のトーンなどにも注目することで感情が乗っているところがわかります。

感情は、話の中でも重要なところで乗ってきます。

そこに注目することで、相手が何を求めているのか、どのように感じているのかを理解しやすくなるんです。

また、相手の感情に寄り添い、共感することで、相手との信頼関係を一層深めることができます。

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「なぜ、あの人には何でも話してしまうのか」を読んだ感想

本書で紹介されている聞き方のテクニックは、実践的ですぐに試せそうなことが多い印象でした。

特に「全てを聞かない」「相手の感情が乗っているところに注目する」といった内容は、面白い内容でした。

どうしても、全てをちゃんと聞こうとしてしまい「反論・飽き」と言った理由で「つい、相手が話している途中で遮ってしまう」んですよね。

日頃から「自分の話ばかりしてしまう…」と反省することが多かったので、紹介されていたテクニックはすごく役に立ちそうです。

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