【要約・感想】経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術

【要約・感想】経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術本要約・書評
【要約・感想】経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術
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あなたは、人を見る目に自信がありますか?

人を見る目は、企業の採用面接だけでなく、プライベートな人間関係やパートナー選びにも必要不可欠なスキルです。

しかし、多くの方は「人を見る目がない」と感じているのではないでしょうか。

実は、「人を見る目」という能力は、持った才能ではなく、養うことにより鍛えられる能力なんです。

本書には「人を見る目」の必要性や鍛えるための思考などが詳しく書かれています。

本記事では、その内容を要約し、

  • 人を見る目を鍛えるメリット
  • 人を「優秀軸」と「無害軸」で4つに分類する
  • 相手の内面を「4つの階層」で捉える
  • 人材採用・人材活用での活かし方

を紹介します。

人を見る目を鍛える方法をしっかりと理解し、ビジネスやプライベートでの人選に役立つ知識を得たい方は、ぜひ、実際に本書を手に取ってみてください。

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「人を見る目」は後天的に身につけられる

「人を見る目」とは、人を見る力や判断力を指します。

この能力は、生まれつき持っているわけではありませんが、後天的に身につけることができます。

具体的には、人とのコミュニケーションや経験を通じて、相手の言動や態度からその人の性格や人柄を見抜く力を磨くことができるんです。

人を見る目を鍛えるメリット

人を見る目を鍛えることで、

  • コミュニケーション能力の向上
  • 人間関係が良好になる
  • ビジネスにおいて競争力が向上する

というメリットがあります。

人を見る目を鍛えることで、相手の感情や思考を理解できるようになり、コミュニケーション能力が向上し、人とのコミュニケーションがスムーズになります。

また、相手の欠点や長所を見極めることができるようになるため、相手の強みを生かした関係を築くことができ、良好な人間関係を構築することができます。

つまり、ビジネスにおいて、相手のニーズや要望を的確に理解し、対応することにもつながります。

そのため、競争力が向上し、ビジネスの成果を上げることができます。

「誰とやるか」が重要

あなたが成功する上で、誰と付き合うか、誰と一緒に働くかという選択は非常に重要なポイントです。

周囲の人々との付き合い方が、あなたの人生やキャリアに大きな影響を与えます。

例えば、素晴らしい人格を持ち、能力も高い人と一緒に仕事をすることで、その人から多くのことを学ぶことができます。

また、才能のある人々と交流することで、あなた自身の能力を高めることができます。

一方で、悪影響を与える人々と関わってしまうと、あなた自身もその悪影響を受けてしまうことがあります。

例えば、嘘をつく人と関わってしまうと、あなた自身も嘘をつく癖がついてしまう可能性があります。

また、ネガティブな考え方を持つ人と付き合ってしまうと、あなた自身もネガティブな考え方になってしまうかもしれません。

そのため、誰と付き合うか、誰と一緒に仕事をするかという選択は、あなた自身の成長や幸福に直結すると言えます。

適切な人選をすることで、あなたの能力や人格を高め、良い方向に成長していくことができます。
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人を「優秀軸」と「無害軸」で4つに分類する

そもそも「人を見る目」が具体的に何を指しているのかは、言葉で表すことが難しいですよね。

しかし、人を見るための思考の枠組みを作ることで、フレームワークにより明確に分類することができます。

その枠組みが「優秀軸」と「無害軸」です。

「優秀軸」と「無害軸」を使い、どんなパターンが作れるのかを紹介します。

優秀で無害な人

高い能力やスキルを持ちながら、周囲に迷惑をかけることが少なく、むしろ役に立つ存在となっている人を指します。

優秀であることにプライドを持ちながら、謙虚であり、協調性も持ち合わせていることが多い。
まさに、完璧な人柄の持ち主です。

平凡で無害な人

特別な才能やスキルを持っていないが、周囲に迷惑をかけることもなく、平和に暮らしている人を指します。

社会的な評価や成功よりも、家族や友人とのつながりや、自分自身の幸せを大切にすることが多い傾向にあります。

平凡で有害な人

特別な才能やスキルを持っていないが、周囲に迷惑をかけることが多く、トラブルの原因になっている人を指します。

自分勝手で、協調性に欠け、他人を傷つけたり、社会のルールを守らないことが多い傾向があります。

優秀で有害な人

高い能力やスキルを持ちながら、周囲に迷惑をかけることが多く、破壊的な影響を与えている人を指します。

自己中心的で、自分の利益や目的のために、他人を踏みつけたり、社会のルールを無視したりすることが多い傾向があります。
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相手の内面を「4つの階層」で捉える

「優秀軸」と「無害軸」での分類の次は「相手の内面を4つの階層で捉える」という考え方で、さらに詳しく分析していきます。

人を深く理解するために「経験・知識・スキル」「コンピテンシー」「ポテンシャル」「ソース・オブ・エナジー」という4つの階層で、人の内面を見ていきます。

地上1階「経験・知識・スキル」

相手の経験や知識、スキルなど、外から見える表層的な部分を指します。

この階層では、相手がどのような経験を積み、どのような知識やスキルを持っているかを知ることができます。

地下1階「コンピテンシー」

コンピテンシーとは、実際にどのような成果を出せるかという部分を指します。

この階層では、相手がどのような業務経験を積み、どのような成果を出してきたかを知ることができます。

地下2階「ポテンシャル」

ポテンシャル、つまり潜在能力を指します。

この階層では、相手がどのような能力を持っているか、どのような可能性があるかを知ることができます。

地下3階「ソース・オブ・エナジー」

ソース・オブ・エナジーとは、相手が何を大切にしているか、何に情熱を傾けているかを指します。

この階層では、相手の内面にある根源的な部分を知ることができます。

これらの階層を理解することで、相手をより深く理解することが可能となります。

また、相手の強みや弱みを知ることができるため、適切なサポートやフィードバックを行うことができます。

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人材採用・人材活用での活かし方

現代において、人材採用と人材活用は企業の成長にとって重要な要素となっています。

適切な人材を採用し、能力を最大限に引き出して活用することで、企業は競争力を高め、事業の成長を促すことができるからです。

これまで紹介してきた、「優秀軸と無害軸」「内面の4つの階層」を使った採用方法について説明します。

優秀軸と無害軸を使った採用方法

優秀軸と無害軸を使った採用方法は、求める職務に応じて人物像を設定し、その人物像にあてはまる人物を採用する方法です。

例えば、営業職の場合は、優秀軸である能力やスキルが重要ですが、無害軸である社会的スキルや人間性も重視されます。

一方、事務職の場合は、優秀軸よりも無害軸の方が重要になることがあります。

採用時には、優秀軸と無害軸のバランスを考慮することで適した人材を選ぶ基準にすることができます。

内面の4つの階層を活用した人材活用の方法

内面の4つの階層を活用した人材活用の方法は、人材の強みやポテンシャルに応じて適切な役割を与えることで、最大限に能力を発揮させることができます。

例えば、地下2階の「ポテンシャル」が高い社員には、新しいプロジェクトのリーダーシップを任せたり、キャリアアップのための研修プログラムを提供したりすることが考えられます。

また、地下3階の「ソース・オブ・エナジー」に注目することで、社員のモチベーションを高め、生産性の向上につなげることも可能です。

『人を選ぶ技術』を読んだ感想

本書を読んで、私は自分自身が持つ「人を見る目」は、かなり感覚による判断だったと感じました。

「優秀軸と無害軸」で分類し、内面を4つの階層で見るというのは、非常にわかりやすく、面白い発想です。

私のように「人を見る目」に自信がなく、感覚で判断してしまっている方は、実は多いのではないでしょうか。

人を見る目を養うことで、ビジネス・プライベートの両方で良い交友関係を作れるのは間違いないので、今後は、より深く人を見る目を養っていきたいと思います。

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